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  ペリ・プシュケース

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爪のうえに宇宙。

 お恥ずかしながら、私には「爪噛み」という悪癖がありまして。物心ついたころには身に染み付いてしまっていた癖で、今も治らず、とてもちいさく、みじめで、短い爪をしております。マニキュアを塗ったり、絆創膏を巻いたり、あるいは辛子を塗ったり…と、色々と試してはみたのですが、効果はいまいち。
 俗にいう「爪噛み癖=愛情不足/ストレス」というのは私には当てはまらないと思っております。敢えていうなら、精神的自立の欠乏、とか?(笑)意志の問題ですね。お恥ずかしながら。治せるはずなので。治さねば、ならぬのです。

 そんな私に衝撃的なできごとが起こったのが、つい先日。京都に行って、アルスシムラの説明会に出席したときです。サンプルと言うことで、実際に染織に使われる絹の糸束が回ってきまして、それに触れたら、糸が、
 ぎざぎざの爪先とささくれに引っかかる!!
 お蚕様の繭でつくった、きれいなきれいな糸が、私の汚い指先で、もしょもしょに……。もう本気で「お蚕様すみませんすみません」と頭のなかで平謝り。余談ですが、絹って「きゅっきゅ」って啼くような手触りがするのですね。染料によってその感触が変わるのもまた、とても興味深かったです。
 話を戻すと、そのうえ、機織りの準備や過程って(当たり前なんですけれども)とても、細かい作業なのですよね。こんな爪じゃ、できない。ぜったいできない。爪を噛むのを、やめなければ…!となる。
 そのさなか、立ち寄ったお店で「胡粉ネイル」を見つけまして、購入。色は、バイトの都合もあり「白光」という、ほぼ透明な白に。
 昨日あたりから塗ってみているのですが、とても良いです。マニキュア特有の「爪にかかる重み(或いは圧迫感)」があまりなく、なにより除光液を必要としないのが嬉しい(除光液を使うと、さらに爪がぼろぼろになってしまう…)。帰宅してからレビューを見たら「落ちやすい」という評価が多かったのですけれども、二日間バイトをしていても余り気になりませんでした(こまめに塗り直していたせいもあると思いますが。重ね塗りをすると光沢がでてきて楽しいです)。
 今日は、やすりでぎざぎざの爪先を整えて、胡粉ネイルを塗って、甘皮保湿のクリームを塗りこんで、ってしました。そしたらやっぱり、ちいさな爪でも曲がりなりに綺麗にみえるんですよね。つるんとして、つやつやとして。薄いカーテンを透過してきた陽が、爪の表面を滑る。まるで爪の上が、宇宙から見た地球みたいに見えてくる。ひかりを纏う地平線。大気圏。あ、これおもしろいぞ、と一人にやにやしてました。
 これが人並みの爪だったら、もっと綺麗なんだろうなあ。

 ひとつき我慢できれば、人の爪に戻れると言われました(家族に)。
 がんばります。いつか「爪のうえの宇宙」って写真を撮る!(笑)

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